結婚相手は直感で分かる?電撃婚約した国際結婚17年目の私たちのケース

コラム

『運命の人(結婚相手)に出会うと、直感で分かる』と、よく聞きますよね。実際はどうなのか気になっている人もいるのでは?

そこで、私たち夫婦の実体験を交えながら、『結婚相手は直感で分かる?』という話をしたいと思います。

国際結婚だと『どうやって出会ったのか』聞かれることが多いのですが、なれそめを話すと、いつも驚かれるんです。

驚かれる理由は、私たち夫婦が『電撃婚約』だったから。

電撃婚約だったのには理由があって、私は直感で夫と結婚することが分かっていたからなのです。

Lina
Lina

私は予知能力があるなどスピリチュアルな人ではない、ごく普通の人ですよ!(笑)

私たちの出会いから婚約までの流れ

まず、簡単に私たちの出会いから結婚までの流れをお話ししますね。

出会いは「遠距離メル友」

私たち夫婦が出会った当初は、夫はロサンゼルス、私は日本に住んでおり、『遠距離メル友』でした。

ロンドン留学から帰国した私は、英語力をキープするためにメル友を探し、その相手が今の夫だったのです。

最初は日本に住む英語がネイティブの友達を作ろうと思ったのですが、相手は友達ではなく恋人や遊び相手を探している人が多く、うまくいかなかったのです。

『遠距離メル友』に行き着いたのは、面倒なことにならずに英語力キープできると思ったからです。

ただ、それだけのことでした。

でも、思いのほか気が合い、毎日のようにやり取りをするようになっていきました。

会ったこともないのに「結婚」を感じていた

メールのやり取りが1~2カ月続いた頃には、会ったこともないのに「あぁ、この人結婚するんだなぁ」と感じていました。

そのときの感覚をうまく言葉で表現できないのですが、『恋に落ちて』とか『盛り上がって』とかではなく、ものすごく冷静に感じました。

『何となく』という感覚でもなく、根拠もないのに確信に近い感じ。

ロサンゼルスに住む彼(夫)を訪問

毎日のメールのやり取りが3カ月続いた頃に、ロサンゼルスに住む彼(夫)に会いに行きました。

これも不思議な感覚だったのですが、「会いに行かなくちゃ」と直感的に強く思ったのです。

3回目のデートでプロポーズ

ロサンゼルスでは彼の仕事が終わってからデートだったので、一緒に過ごした時間は少ないですが、3回目のデートでプロポーズされました。

もちろん、返事は「YES」。

この話をすると驚かれますが、私自身は直感で結婚することが分かっていたので、全く驚きませんでした。

その後、彼が3回来日して結婚の準備をし、挙式・入籍をしました。

結婚相手に出会ったときの印象や感覚

私の場合は、実際に対面する前に結婚を感じていましたが、多分、まれなケースだと思います。

一般的には、会った瞬間に感じることが多いようです。

私自身も夫に実際に会ったときには、他の男性には感じられなかった印象や感覚がありました。

どのようなものなのか紹介しますね。

「やっと、また会えた」という気がした

笑われるかもしれないですが、夫も私もお互いを「ソウルメイトかもしれない」と感じているんですよね。

初めて会ったときに「やっと、また会えた」という懐かしい感覚に包まれ、結婚17年目の今もその感覚は変わっていません。

前世が本当にあるのか分かりませんが、前世の記憶なのかもと思っています。

ずっと前から一緒にいるような気がした

初対面なのに、ずっと前から一緒にいるような気がしました。

相手のことをよく知らないのに知っているような不思議な感覚です。

また、空気のような存在で居心地が良かったのも特徴です。

夫婦生活が長くなれば空気のような存在になりますが、出会った当初から空気のような存在でした。

「自分をよく見せたい」など意識することがなく、初めから男女というよりも家族のような存在に近かったと思います。

理想が理想でなくなった

誰でも理想の男性像があり、「妥協できない」と感じることがありますよね。

私も「理想像とかけ離れている」「妥協できない」と思ってしまい、お付き合いを断ったこともあります。

でも、夫と出会ったときは、不思議と理想が理想でなくなったのです。

例えば、背が高い男性が理想だったのに夫はさほど背が高くない、スラっとスリムな体型の男性が理想だったのに夫はマッチョなど。

『妥協』という感覚もなく、自然と受け入れられたのです。

Lina
Lina

理想が理想でなくなると同時に、妥協も妥協でなくなる相手が、運命の結婚相手なのかもしれないですね。

そもそも直感とは?

何となく『直感』がどのようなものなのか分かっていても、いざ説明するとなるとできないという人もいるでしょう。

『第六感』や『勘』とも言われますが、実際にはどのようなものを指すのでしょうか?

脳の意思決定のプロセスの一つ

直感とは、『推理・考察などによるのでなく、感覚によって物事をとらえること』です。

イスラエルの大学の研究によると、「なんとなくこの人と気が合いそう」など、日頃感じる直観は、90%近い確率で的中することが証明されているそうです。

実は、直感は単なる当てずっぽうではなく、『過去の経験の記憶』に基づいており、脳の意思決定のプロセスの一つなのだとか。

「結婚相手」に対する直感は?

約200名に行った調査によると、結婚相手に対して「結婚するだろう」と直感が働いたと答えた人は、53%だそうです。

私同様に結婚相手に対して直感が働くことは、珍しいことではないといえるでしょう。

また、「直感を信じてよかったか」という質問には、95%の人は「はい」と答えています。

イスラエルの大学の研究結果の通り、結婚相手に対する直感の的中率もかなり高いといえますね。

(参考:マイナビライフサポート 結婚相談所ナビ

直感は鍛えられる

メンタリストDaiGoさんの本『直観力』によると、直感は鍛えられるそうですよ。

私も今回お話した『結婚相手に対する直感』だけでなく、直感を信じて思い切って行動したことで人生が好転した経験がいくつかあります。

もっと直観力を磨いて日常生活に活かしたいと思い、『直観力』を読んでみたのですが、具体的な直感力の磨き方や活かし方が分かりやすく書いてあり、とても興味深い内容でした。

ぜひ、直観力を磨いて、運命の相手を見極めるのに役立ててくださいね!

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