アメリカでは、日本よりもかなり早いスピードでコロナワクチンが打てる状況になっています。
夫と私は4回目(ブースター)まで、11歳の娘は3回(ブースター)の接種まで済んでいます。
これから4回目のワクチンや12歳以下の子どもへの接種を考えている人の中には、副反応が気になる人も多いでしょう。
そこで、私たちの体験談や公表されているデータを紹介します。
また、アメリカでのワクチンの進み具合も合わせて紹介します。日本は、アメリカを追うような形になっているので、だいたいのタイムラインが分かるかもしれません。
※あくまでも2022年7月23日現在の情報です。
コロナワクチンって効果あるの?
「本当にコロナワクチンって効果あるの?」と疑問視している人もいるでしょう。
接種する・しないは個人の判断ですが、政府が公表しているカリフォルニアのデータを紹介します。
アメリカのコロナワクチンの状況は?
アメリカでは、以下の3種類のワクチンが使われています。
- ファイザー
- モデルナ
- ジョンソン&ジョンソン
ワクチン接種率は低迷していますが、日本とは比較にならないくらい幅広くワクチンが提供されています。混み合って予約が取れないということもありません。
12歳以上は、3回目(ブースター)の接種まで可能
12歳以上であれば、3回目(ブースター)の接種まで可能です。
12歳~17歳は、1回目・2回目も含めファイザーのみ。
5歳~11歳は、3回(ブースター)の接種が可能
2021年11月に、5~11歳を対象としたコロナワクチンの接種が始まりました。ファイザーのみです。
大人は1回の接種が30mcgですが、この年齢は1回の接種が10mcgです。
大人同様に2回接種する必要があります。
現在、3回目(ブースター)の接種も可能です。
生後6カ月~5歳以下の接種はいつ?
【アップデート】すでに接種可能になっています。
子どもの入院件数が増えていることもあり、待ち望んでいる人も少なくありませんが、まだ接種可能になっていません。
治験で思うような結果が得られなかったのが理由です。
現在も治験は続けられていますが、時間が掛かる模様。
2022年上半期中をターゲットにしているようです。
コロナワクチンの副反応は?
副反応が強いと家事や仕事にも影響がでるので、慎重な人も多いのではないでしょうか?
個人差があるので、実際に受けてみないと分からないことも多いですが、私たち家族や周りの人の実体験を紹介するので、参考にしてくださいね。
5~12歳のワクチンについては気になる人が多いと思うで、政府が公表してる副反応のデータも載せておきます。
1回目の副反応(2021年4月)
- 腕の筋肉痛
この副反応はインフルエンザ予防接種でも起こることで、特にコロナワクチンだからというわけではありません。
2回目の副反応(2021年5月)
- 腕の筋肉痛
- 寒気
- 熱
- 頭痛
- 倦怠感
- 関節痛(主に腰と足)
午後1時30分にワクチンを接種したのですが、夜中に上記の副反応が出て、翌日の午後3時頃まで続きました。
今まで体験したことがないほどの倦怠感で、夜中にトイレに行くのにも足元がおぼつかないほど。翌日は、とても仕事できる状況ではありませんでした。
3回目(ブースター)の副反応(2021年12月)
- 腕の筋肉痛
- 寒気
- 熱
- 頭痛
2回目のときは、副反応が出るまでかなり時間が掛かりましたが、3回目は午前9時30分にワクチンを打って、午後には何となく寒気を感じました。
夕食を食べる頃には寒気が強くなってきたので、早めにベッドへ。夜中に熱や頭痛があったものの、翌朝には何もなかったように回復していました。
症状は2回目と比較にならないほど軽く、多くの友人たちも同様です。
4回目(ブースター)の副反応(2022年6月)
- 腕の筋肉痛
- 寒気
- 熱
- 頭痛
私の場合は、3回目(ブースター)よりも強い副反応がでました。
午前9時30分にワクチンを打って、夕方頃から少し寒気を感じるようになりました。夜中には強い寒気と熱、頭痛があり、よく眠れないほどでした。
午前中は特に症状はありませんでしたが、お昼頃からまた寒気と発熱。夕方には回復しました。
5~11歳対象のワクチンの副反応
11歳の娘と友人たちの副反応を紹介します。
■1回目(2021年11月)
- 腕の筋肉痛
腕に筋肉痛のような痛みがでた程度で、特に副反応なし。
毎年受けているインフルエンザ予防接種と比べて、痛みは軽度だったそうです。
■2回目(2021年12月)
- 腕の筋肉痛
1回目同様に、特に副反応なし。
■3回目(2022年6月)
- 腕の筋肉痛
特に副反応なし
ママ友たちに聞いたところ、娘同様に子どもたちは特に副反応がなかったそうですよ。
CDCが公表している治験時の副反応
ファイザーが5~11歳対象に行った治験での副反応のデータです。
副反応がより強くでやすいとされる2回目の接種時のものです。
熱 | 6.5% | 38~38.4℃(3.4%) 38.4~38.9℃(2.5%) 38.9~40℃(0.5%)40℃以上(0.1%) |
倦怠感 | 39.4% | 軽度(21.4%)中度(17.3%)重度(0.7%) |
頭痛 | 28% | 軽度(18.7%)中度(9.1%)重度(0.2%) |
寒気 | 9.8% | 軽度(7%)中度(2.7%)重度(0.1%) |
吐き気 | 1.9% | 軽度(1.8%)中度(0.1%)重度(0%) |
下痢 | 5.3% | 軽度(4.8%)中度(0.5%)重度(0%) |
筋肉痛 | 11.7% | 軽度(7.7%)中度(3.9%)重度(0.1%) |
関節痛 | 5.2% | 軽度(3.8%)中度(1.4%)重度(0%) |