子どもに英語学習をさせたい。英語のアニメは効果あるのかな？どんな効果があるのか知りたい。
できるだけお金を掛けずに子どもに英語の勉強をさせたい。どんな方法があるのかな？
こんな疑問を解決する記事です。
本記事のポイント
・英語のアニメが子どもの英語学習に適している理由
・英語のアニメを使った英語学習の効果
・英語のアニメを使った具体的な勉強法
「子どもには英語が話せるようになってほしい」と望んで、英語学習をさせている人もいるのではないでしょうか？私自身、英語が話せるようになったことで人生が豊かになったので、英語教育には大賛成です。
ただし、大切なのは『子どもが英語学習を楽しんでいるかどうか』です。
大人と同じで子どもも楽しくなければ、苦痛でしかありません。どれだけ大金をつぎこんでも、思うような効果を得られないばかりか、英語嫌いになってしまうことも考えられます。
そこでおすすめなのが、子どもが興味を持てる『アニメ』を使った英語学習です。
この記事を読めば、アニメが英語学習に適している理由や効果、具低的な勉強法が分かりますよ。ぜひ、子どもの英語学習に役立ててくださいね！
アニメは子どもの英語学習にぴったり
アニメを使った英語の勉強には、メリットがたくさんあります。子どもの英語学習にアニメが適している理由について紹介します。
簡単な英語が使われている
子ども向けのアニメなので、簡単な英語やフレーズが使われています。日本語のアニメでも子ども向けのものは、難しい言葉やフレーズが使われていませんよね。
ストーリー自体もシンプルで喜怒哀楽が分かりやすく描かれているので、英語が分からなくても理解しやすいのもおすすめポイントです。
聞き取りやすい
大人向けのドラマや映画と比べて、圧倒的に聞き取りやすいです。
はっきりと発音されていますし、スピードもゆっくりです。
興味が湧く
子どむ向けのアニメは、子どもの興味を引くように作られていますよね。つい夢中になってしまうことも多いでしょう。
1話が30分程度で完結し、長すぎないのも使いやすいです。
1話完結なので、「続きが見たい」と泣かれることも少ないですよ♪
アニメを使った英語学習の効果
気になるのが、『英語のアニメを見ることで英語が上達するのか』ですよね。どのような効果が得られるのか具体的に見ていきましょう。
英語を話せるようになる？
「英語のアニメを見れば英語が話せるようになる」と期待する人もいるでしょう。しかし、アニメを見るだけで英語がペラペラになることはありません。
英語のアニメを見るというのは、あくまでもインプットです。英語が話せるようになるには、インプットだけでなく、『話す』というアウトプットが必須です。
英語の知識があるにもかかわらず、話せない人が多いのがその証拠です。勉強してインプットしても、話すというアウトプットが不十分だと、いつまで経っても話せません。
では、どのような効果が得られるのか紹介していきますね。
英語に対する抵抗がなくなる
子どものうちから英語に触れていると、英語に対する抵抗がなくなります。
日本の英語教育では、どうしても『英語の勉強』という重いプレッシャーになりやすいですよね。
でも、子どものうちから英語に触れていると、勉強という感覚が薄れます。
発音が良くなる
大人になってからネイティブ並みの発音を学ぼうとすると、それなりの努力が必要です。でも、子どもはびっくりするくらい真似っこが上手です。
甥っ子は幼児の頃から英語のアニメを見ていたのですが、聞いたままの音を発音できていました。大学生になった今でも発音が物凄くきれいです。
単語のスペルは分からなくても、正しい発音がすでに頭に入っているので、小学校で英語を習い始めたり、英会話を習い始めたりするときにも役立ちます。
英語脳が鍛えられる
日本人の多くは、英語を理解するのに頭の中で日本語に訳してしまうのが一般的です。
でも、子どもの頃から英語を多く聞くことで、たとえ単語の意味が分からなくても、どんなことを言っているのか想像できるようになります。
つまり、英語を英語で理解する『英語脳』が鍛えられるのです。
実際の会話では、いちいち日本語に訳している時間はありません。英語脳を鍛えることは、英会話を学ぶ上で必要不可欠なスキルになります。
英語脳は英語をたくさん読むことでも鍛えられますよ。
英会話を学ぶ上でプラスになる
英語が話せるようになるには、まずリスニングを鍛える必要があります。英語が聞き取れなければ、話すことも難しいです。
英語は何となく聞き取れるけれど、話せない人が多いことから分かる通り、リスニングよりもスピーキングが先に上達することはありません。
まずはリスニングを上達させることが先決なのです。小さい頃から英語に触れることで、自然とリスニング力が付くのは、大きなメリットです。
アニメを使った英語学習は何歳から？
ここでは『小さい子どもには、できるだけテレビやiPadなどを見せない方がよい』ということを抜きに、『英語学習』という観点から話しますね。
できるだけ早い方がよい
早ければ早いほどいいです。子どもの脳はスポンジのようにどんどん吸収できるので、そのタイミングを逃すのはもったいないです。
中には、日本語に影響が出るのではないかと心配する人もいるかもしれません。
しかし、私自身の経験やバイリンガル教育をしている知人を含め、英語のアニメを見せていたからといって、日本語が劣るということはありません。
娘は英語と日本語のアニメを見て育っていますが、母国語の英語に全く影響ありませんよ。
アニメを使った英語の勉強法
子どもにおすすめの勉強法は、『楽しく見る』だけです。勉強というよりも『楽しむ』ことに重点を置きましょう。
「勉強させられている」という感覚になってしまうと、英語嫌いになってしまう可能性もあり逆効果です。
興味のあるアニメを選ばせる
大人でも興味のないドラマなどを見続けるのは苦痛ですよね。
日本で見られる英語のアニメは一つではないので、子どもが興味のあるアニメを選ぶのがおすすめです。まだ、言葉が話せない年齢でも、子どもの反応を見れば分かりますよね。
興味のあるアニメであれば、「また見たい」「続きが気になる」と自分から率先して見てくれるようになりますよ。
詳しくは、下記の記事を参考にしてくださいね。
1回30分程度に留める
英語はたくさん聞いた方がいいですが、無理強いしせずに楽しむことが大切です。
子どもの年齢にもよりますが、集中力は長くないので、長くても1回30分程度に留めましょう。
英語学習全般に言えることですが、1日長時間費やすよりも、短時間でも毎日続ける方が効果的ですよ。
ランチの後に30分見るというように、ルーティン化すると続けやすいですよ。
子どもも「明日も見れる」と分かっているので、「もっと見たい」と駄々をこねることも少なくなります。（年齢にもよりますが…笑）
字幕は使わないのが基本
字幕は必要ないです。
子どもは英語が理解できなくてもアニメを楽しめることが多いです。「海外旅行中に英語が分からない子どもが英語のアニメを飽きずに見ていた」という経験がある人もいるのでは？
ただ、英語が全く分からない小学生の場合は、先に日本語字幕で見て内容を理解してから、字幕なしで見るのがおすすめです。ハードルを下げることで、楽しみやすくなります。
実際に話す機会を作る
すでに述べた通り、英語のアニメを見てインプットするだけでは話せるようになりません。
英語のアニメを使って英語に慣れてきたら、実際に話す機会を作ってアウトプットするのがおすすめです。
近年は格安のオンライン英会話もあるので、検討してみましょう。『こだわりで決める！おすすめの子ども向けオンライン英会話8選』の記事で詳しく解説しています。
英語のアニメで楽しく学ぼう
お金を掛けずに効果的に英語学習ができるのが、『英語のアニメ』です。
自然とリスニング力や英語脳が鍛えられるのが大きなメリットです。また、大人になってからは難しい『ネイティブ発音』も身につきます。
ただし大切なのは、『楽しむ』ことです。まずは、「英語の勉強が楽しい」と思える環境を作りましょう。
