英語の発音を良くする練習法とコツ!矯正に役立つアプリや本の紹介も

大人向けの英語

英会話を習い始めたけれど、発音が悪くて何度も聞き返され自信喪失。何とかしたい。

ネイティブ並みに発音できたら、かっこいいな。発音を良くする方法はある?

こんな悩みや疑問を解決する記事です。

本記事のポイント
・英語の発音が悪い理由
・英語の発音を良くする練習法とコツ
・発音の矯正に役立つ教材

発音は正しく練習すれば、短期間で劇的に良くなります。練習方法も至ってシンプルなので、誰でもすぐに実践可能です。

英語圏生活18年で今では英語での会話で聞き返されることもありませんが、英会話の勉強を始めたころは、聞き返されることも多々ありました。

でも、発音と同時にリスニングとスピーキングも鍛えられる方法を見つけたことで、発音が良くなっただけでなく、英会話もぐんと上達しました。

発音だけがよくなっても、英語が話せなければ役に立ちませんよね。なので、発音を良くする練習をするなら、リスニングとスピーキングを同時に鍛える方法がおすすめなのです。

この記事を読めば、発音と同時に英会話が上達する具体的な勉強法や役立つ教材が分かりますよ!

英語の発音が悪い理由

英語の発音が悪い理由を知ることで、解決策が見えてきます。考えらえる主な理由は2つあります。

英語のリスニングが足りない

発音が悪い大きな理由は、英語のリスニングが圧倒的に足りていないことです。

どの言語でも、子どもは耳から言語を覚えていきます。まず、耳を鍛える必要があるのです。

リスニングを鍛えるというのは、英会話を学ぶ上で欠かせないステップになります。リスニングよりも先にスピーキングが上達することはありません。それくらい重要な部分なのです。

しかし日本の英語教育は、主に試験や受験対策がメインになっていますよね。単語一つ覚えるにしても、目で見たスペルで覚えようとしてしまうため、どうしてもカタカナ英語になってしまう傾向にあります。

声の小ささが影響していることも

英語での会話中に何度も聞き返され、「発音が悪いせいだ…」と自信を失くしている人もいるのではないでしょうか?

でも、もしかしたら発音が原因ではないかもしれません。英語圏の人と比べると、日本人ははるかに声が小さいです。自信がないことでさらに小さくなり、聞きづらくなっている可能性もあります。

特に普段から声が小さめの人は、英語圏の人にとっては物凄く聞き取りにくいことも考えられます。大きな声で堂々と話すことを意識するだけで違うかもしれませんよ。

英語の発音を矯正する勉強法とコツ

英語の発音を矯正する具体的な勉強法とコツを紹介していきますね。

とにかく英語を聞く

英語の発音を良くするには、まず『英語をたくさん聞く』のが効果的です。

意味が分からなくてもいいので、リズムやイントネーションなど音を意識して聞くようにしましょう。

そうすると、例えば『get up』は『ゲット・アップ』と発音しないことが分かってきます。『ゲラップ』という感じで、一語一語切れずに発音されていることが分かるだけでも、発音がグンと良くなります。

音声付き英和辞典を使う

発音が分からない単語があったら、音声付きの英和辞典で発音を聞きましょう。

中学校で習ったように発音記号を覚える方法もありますが、わりと難易度が高いです。まず発音記号を正しく覚えて、発音できるようにトレーニングする必要があります。

それよりもネイティブの発音を耳で聞いて覚えた方が確実で簡単です。

フレーズで練習する

単語一つ一つの発音を練習するよりも、フレーズで練習するのがおすすめです。

理由は、英語はコミュニケーションのためのツールで、たとえ単語の発音が良くなっても話せなければ意味がないからです。

フレーズで練習することで、リスニングとスピーキングも同時に鍛えられて一石二鳥ですよ。

具体的な練習法は、シンプルです。音声に続けてセリフやフレーズを真似るだけ。最初は意味やスペルが分からなくてもいいので、発音に集中してひたすら真似てみましょう。

発音の練習におすすめの教材など

音声に続いて真似して発音する』という勉強法に適している教材を紹介します。

すでに述べた通り、発音だけでなくリスニングとスピーキングを同時に鍛える方が効率が良いですし、実践で役立ちます。その点を踏まえて、おすすめの教材を紹介しますね。

英会話アプリ

会話形式で実用的なフレーズがたくさん詰まったアプリやスピーキングのトレーニングができるアプリを使えば、発音と同時にスピーキング力を劇的にアップできます。

初心者レベルから使えるのもおすすめポイントです。

英会話フレーズ本

音声付きのフレーズ本も発音と同時にリスニングとスピーキングを鍛えられます。ネイティブが実際に使うフレーズだけが使われているフレーズ本がおすすめ。

1冊じっくりこなせば発音がかなり良くなり、使えるフレーズも身に付きますよ。

英語の歌

楽しく学ぶなら、好きな洋楽を使うのもあり。

発音を真似て歌うだけですし、うまく歌えるようになったら、カラオケで披露できるのもいいですよね。

英語の映画やドラマ

中級レベル以上の人は、英語の映画やドラマを使うのがおすすめです。好きな映画なら何度も見られますし、俳優になりきって練習するのも楽しいですよ。

オンライン英会話

発音を良くしたいなら、ネイティブ講師に習いましょう。ネイティブ並みだと思っても、ある程度英語ができる人が聞くと、ネイティブ発音でないのは明らかなので。

英語の発音はネイティブに習うのがベストですよ。

発音矯正専門の教室

20年以上の実績がある『英語発音矯正スクール【ハミングバード】』に通って、徹底的に矯正する方法もあります。プロから学べるので、短期間で劇的に良くなることもあります。

長期ではなく短期集中で基礎を学び、後は紹介した方法で極めていくという使い方もできますよ。

ネイティブ並みの発音は必要?

モチベーションを下げるつもりはないのですが、発音に過度にこだわる必要はないです。

英語圏に長く住んで実感しているのですが、『発音はそれほど重視されていない』からです。アメリカには、いろいろな国出身の人が大勢住んでおり、それぞれの国の言葉なまりの英語が受け入れられています。

発音云々よりも自分の意見や気持ちをしっかり伝えられるかどうかの方がはるかに重要です。

また、それほど発音にこだわらなくても、英会話ができるようになってくると、発音も自然と良くなります。英会話力をアップするには、リスニングとスピーキングのトレーニングが必須だからです。

発音のコツがある程度つかめたら、英会話を上達させる努力をした方が実践的ですよ。

発音を磨きながら英会話を上達させよう

発音だけを磨いても話せるようにならなれば実践で生かされないため、リスニングとスピーキングを同時に鍛えましょう。

まずは、英語をたくさん聞くことが先決です。英語の音に慣れてきたら、フレーズやセリフをできるだけ真似て発音してみましょう。

やり方は至ってシンプルですが、確実に効果のある効率的な方法ですよ。

ちなみに、英語の発音を論理的に学びたいという人には、『英語耳』がおすすめ。かなり詳しく書かれていますが、分かりやすいのが魅力です。英語の発音本の中ではダントツで分かりやすいと思いますよ!