アメリカのサンクスギビング(感謝祭)では、どんな料理を食べるの?実際の様子を知りたいな。
アメリカ在住で毎年サンクスギビングディナーを楽しんでいるけれど、他の家庭の料理やテーブルコーディネートを参考にしたい。
毎年、11月の第4木曜日は、『Thanksgiving Day(サンクスギビング・ディ)』です。日本語では、『感謝祭』と呼ばれています。
日本ではあまり知られていませんが、アメリカでサンクスギビングはクリスマスと並ぶ重要な行事の一つです。
家族・親戚が集まり定番料理を食べるので、なんとなく『お正月』に似ています。
▼サンクスギビングについて詳しく知りたい人は、『アメリカの「感謝祭」とは?伝統料理や過ごし方、歴史を紹介』の記事をどうぞ!
わが家では、毎年、親戚宅に集まりサンクスギビングディナーを食べていたのですが、昨年はコロナで集まれず…。
当たり前だと思っていたことができなくなり、普通に集まれていた頃が懐かしくも感じ、過去のサンクスギビングの写真を眺めたり…。
今回は、そんな懐かしいわが家のサンクスギビングの様子をたくさんの写真とともに振り返りたいと思います。
料理と合わせてテーブルコーディネートも紹介しますね。
アメリカ人家庭のサンクスギビングディナーの様子がよく分かると思いますよ!
写真で振り返る!わが家のサンクスギビング
早速、過去6回分のわが家のサンクスギビングの様子を紹介しますね。昨年はコロナで集まれなかったので、2019年からになります。
2019年
料理
ターキーにかけるグレービーが冷めないように、温かさをキープできるウォーマーがあると便利!
ゴールドとシルバーのデザインが施されたお皿が、私好み。
普段使いとは別にホリデー用のお皿を用意してある家庭も少なくないですよ。
パンプキンパイとピーカンパイは、サンクスギビングの定番。
テーブルコーディネート
シンプルながらもシックな雰囲気のテーブルコーデ。
手作りのクッキーが添えられていました。
2018年
料理
アメリカのホムパでは、まずアペタイザーを軽くつまみながら飲み物を飲みつつ、会話を楽しむ時間があるんです。
ディップは、アペタイザーとして出されることが多いですよ。小さくカットしたバゲッドやクラッカーと一緒に食べます。
パンプキンパイにパイ生地でパンプキンやターキーなどに型取ったものをトッピングするのが、とてもいいアイデアでした!
テーブルコーディネート
あまり知られていないかもしれませんが、アメリカにも柿があるんです。
デコレーションに使うのもかわいいですね。
2017年
料理
芽キャベツのグリルもサンクスギビングディナーによく出されます。
ミニサイズのカラフルなニンジンもおしゃれ感が増しますよね。
テーブルコーディネート
ランチョンマットは紙でできていて、使い捨てなんです。
大人数だとそろえるのも大変だし、いいアイデアだと思いました!
2016年
料理
この年は、パーティーをホストしてくれる親戚が体調を崩し、急遽、義両親宅で義妹とわが家だけでお祝いをすることに。
義両親が高級スーパーといわれている『Gelson’s』のサンクスギビングディナーセットを用意してくれました。
ターキー、マッシュポテト、スタッフィング、ヤム芋の甘煮などがセットになっているものです。
自宅で調理する代わりに、こういったセットをオーダーする家庭も増えているようです。日本でお節料理の注文ができるのと同じ感じですね。
「市販のものって、どうなの?」と思っていましたが、おいしかったですよ!
2015年
料理
かぼちゃの形をしたココットが、かわいいですよね。
パンプキンスープが入っていましたよ。
テーブルコーディネート
冬の晩餐のようなフォーマルなイメージのコーデ。
洋ナシをデコレーションに使うのも斬新。
2014年
料理
複数の野菜を使ったローストは、見た目も華やかでパーティー料理にぴったり!
テーブルコーディネート
赤を基調にしたホリデーっぽいコーデ。
このランチョンマットも紙で使い捨てのもの。白にゴールドのドットがおしゃれ。
ご馳走が並ぶサンクスギビング
定番料理を中心にご馳走が並ぶサンクスギビングディナーを楽しみにしているアメリカ人は少なくありません。
家族や親戚も楽しみにしているのですが、まだ大人数で集まるのはリスクがあるので、今年もパーティーはなし。
でも、義両親と義妹と少人数でディナーを食べることになっています。昨年は、わが家だけで過ごさざるを得なかったことを考えると、喜ばしいことです!
サンクスギビングは『感謝する日』です。たとえ限られた状況だとしても、大切な人と一緒に過ごせるのは、まさに感謝すべきことだと思っています。
家族と過ごすかけがえのない時間を大切にしましょうね。
Happy Thanksgiving!