英会話は独学で習得できるの？効果的な方法を知りたい。
独学で英会話の勉強に取り組んできたけれど、思うように上達しない。どうすればいいの？
このような悩みや疑問を解決する記事です。
本記事のポイント
・英会話を独学する効果的な方法（5ステップ）
・英会話を独学するための心構え
先に結論から言うと、独学でも正しく勉強すれば英語が話せるようになります。
近年は、優れた教材が多数販売されています。正しく使えば、独学でもある程度英語が話せるようになるはずです。
何度も挫折しながらも英語を習得した経験から言えることは、独学でも使える英語を多くインプットすることで、英会話がどんどん上達するということです。
この記事を読めば、英語がしっかり身に付く独学法が分かります。
英語が話せるようになると、世界が変わります。仕事の幅が広がったり、海外旅行が楽しめたり、人生が豊かになるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね！
英会話を独学する具体的な方法（5ステップ）
英会話を独学する具体的な5つのステップは以下の通りです。
①中学で習う英文法の復習
②リスニングを鍛える
③英語脳と語彙力を鍛える
④スピーキングを鍛える
⑤実際に英語で会話をする
超初心者の人：まずステップ①を終えましょう。それからステップ②～④を同時進行で進め、ある程度インプットができた段階でステップ⑤に進むのがおすすめです。
それ以外の人：まずステップ①を終え、ステップ②～⑤を同時進行で行うと相乗効果が期待でき効率良く学べます。
では、具体的な方法を紹介しますね。
ステップ①中学で習う英文法の復習
まず英会話初心者にも英語をやり直したい社会人の人にもおすすめなのが、『英文法』の復習です。
英会話に文法は必要ないという人もいますが、確実に必要です。
文法を勉強しなくても英会話が上達するのは、子どもだけです。大人が英会話を学ぶときは、基本的な英文法を知っているのと知らないのでは上達に大きな差が出ます。
英文法といっても、受験に出るような難しい文法は必要ありません。基礎を学ぶだけで十分です。
▼おすすめの参考書▼
ステップ②リスニングを鍛える
英会話を学ぶには、まずリスニング力を鍛えることが大切です。
『英会話＝スピーキング』と考える人も多いですが、リスニングができない状態でスピーキングが上達することはありません。「聞き取れるけれど、言葉が出てこない」という人が多いのが、その証拠です。
『聞き流すだけ』という教材もありますが、聞き流すだけでは英語が身に付かないのが現実です。
効果的なのは多聴ではなく、『精聴』になります。つまり、何度も繰り返してじっくり英語を聴く方法です。
もちろん、多聴が全く効果がないというわけではありません。英会話上級者には効果的な方法です。
ただし、英会話上級者でない人が英語を多聴しても、すぐにBGＭ化して聞いていない状態になってしまいます。間違いなく、すぐに気が逸れます。私自身も経験済みです。
▼精聴の具体的な方法▼
ステップ③英語脳と語彙力を鍛える
英語脳と語彙力を同時に鍛えられるのが、『英字新聞』です。
英語学習者向けに作られている『The Japan Times Alpha』を使うのがおすすめです。
多読することで自然と英語を英語で考える英語脳が鍛えられ、理解力が確実にアップします。
実際にネイティブに使われている単語や言い回しも身に付くため、会話をするときも役立ちます。
▼The Japan Times Alphaの詳細▼
もう一つのおすすめな方法は『英語日記』を書くことです。
自分の考えや思いを実際に文章にするとなると、「〇〇は英語で何というのだろう？」と調べます。それを繰り返すことで言えるフレーズが蓄積され、実際に英語を話すときに役立ちます。
ステップ④スピーキングを鍛える
独学で最も難しいのが、『スピーキング』です。しかし、近年は優秀な英会話アプリが多いため、しっかり取り組めばある程度話せるようになるはずです。
中でも『トーキングマラソン』は、会話の流れに沿って6秒で即答するトレーニングができます。本当の会話と同様に瞬間スピーキング力が鍛えられる画期的なアプリです。
▼トーキングマラソンの詳細▼
ステップ⑤実際に英語で会話をする
会社やプライベートで英語を話す機会がある人は、積極的にどんどん話すようにようしましょう。
近年は職場に外国人がいる会社も多いので、ランチに誘ってみるのもよいのでは？欧米人はフレンドリーな人が多いですよ。
普段、全く英語を話す機会がない人は、『オンライン英会話』を利用するのがおすすめです。近年は格安のオンライン英会話も多いです。
例えば、予約不要の『ネイティブキャンプ』では、月額6,480円で無制限にレッスンを受けられます。留学するよりも英語を話す機会を作れるのがメリットです。
▼オンライン英会話比較▼
英語を習得するために必要な心構え
英会話を習得するためには、『心構え』も大切な要素の一つです。
英会話の勉強に取り組んだ経験がある人の多くは、挫折した経験があるのではないでしょうか？自慢にはなりませんが、私は何度も挫折しています。
モチベーションを維持するのは、簡単なことでないですよね。そのため、事前の心構えが大切になってくるのです。
近道はないことを知る
「聞き流すだけでペラペラになれる」「オンライン英会話でレッスンを受ければ話せるようになる」ということはありません。努力なしで英語が話せるようになるのは、子どもくらいです。
英会話を習得するのに近道はありません。それなりの努力が必要です。
特に初心者レベルを抜け出すまでは、挫折しやすいです。
初心者レベルさえ抜け出せれば、後はかなり楽になりますよ。
少なくても3カ月は持続する
英会話教材の継続期間の実態は以下の通りです。
・1週間以内に合計22.5%（だいたい4人に1人）がやめてしまう
英会話エクスプレス出版社
・1カ月以内に合計46.1%（だいたい半数）がやめてしまう
・3カ月以内に合計66.0%がやめてしまう
3カ月以内に約66%の人が辞めてしまっています。
私の経験上、インプットとアウトプットがバランスよく勉強できていても、ある程度簡単なことが話せるようになるまで、3カ月掛かります。
従って、少なくても3カ月は継続することが大切です。
ちなみに私の場合は、はっきりと「上達した」と実感できるまでには約6カ月掛かりました。初めて受けたTOEICが600点だった頃です。
英語を話す機会を持つことが必須
繰り返しになりますが、インプットだけでも簡単な日常会話は話せるようになります。しかし、上達に時間が掛かりますし、それ以上を目指すのであればアウトプット（実際に話す）が必須です。
せっかく覚えた単語や言い回しも実際に使わなければ身に付かず、次第に忘れてしまいます。
週1回でも英語を話す機会を持つと、上達が実感しやすくなりますよ。
英語は独学でも話せるようになる！
英語は独学でもある程度話せるようになります。持続することが成功のカギです。
簡単な日常英会話以上を目指すのであれば、実際に英語を話す機会を持つことが重要です。
英語が話せるようになると、仕事の幅が広がったり、海外旅行を自由に楽しめたり、メリットがたくさんあります。ぜひ、英会話を学んで人生を豊かにしてくださいね！
